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  • 執筆者の写真klavierin

ピアノライフを楽しむために。

更新日:2021年5月13日

おはようございます。


体験レッスンを受ける保護者の方がよくされてるお話があるので、まとめてみました。


①「将来的に趣味程度弾けるようになれば」

趣味程度とは、弾きたい曲の楽譜が読めて、弾けたら楽しいということを指してるのだと思います。

はっきり申しますと、そこまで到達するのは簡単なことではありません。数年などの短期間ではもちろん不可能であり、何度も繰り返すことで徐々に上達していきます。

堅苦しく聞こえるかもしれませんが、一つ一つの技術を習得することによって、段々自由な音楽を作り上げていけるようになってきます。

年齢問わず、初期の指導であっても、基礎を大切にし、将来的にもピアノを楽しんでもらえるように、丁寧に指導していきたいです。私自身、小学生のときに基礎がなく、やり直した経緯があります。ブルグミュラーレベル(中級レベル)から幼児向けの教本に戻され、当時ショックを受けたことを覚えています。そして染み付いてしまった悪い癖(技術面、音楽面でも)は、その後直すのにものすごい長い時間かかってしまいました。こんなことにならないように、必要なことはしっかり伝えていこうと思います。



②「完全クラシックは堅苦しいので、どちらかと言うと、ポップス路線でお願いします」

私が完全クラシック専門なので、堅苦しい指導イメージをもたれるのは仕方ないかと思います。ですがジャンルが違っても、ピアノを弾くことに関しては同じです。完全ポップス専門レッスンとは違いますが、楽譜を見て弾きたい曲に挑戦することに関しては同じはずなので、出来るようにお手伝いさせていただきます。クラシックとポップスは違うように思われると思いますが、根本は同じですよ😉

私の生徒さんでも、アニソン、ジブリ、ハリー・ポッター、タイタニック等挑戦してます。



③「音大やプロになることは考えてません」

(前置きとして、音大卒の私が言うのもですが…)

のだめブームで音大が身近になったとはいえ、目指す方はそんなにたくさんいません。将来が見えにくい道でもありますし、その中でプロになれるのはほんの一握りです…。音大でなくてもピアノは出来ます。本当に極めたい!、もっと音楽の世界を見てみたい!と思ったら、考えたらいいと思ってます。

前述の①にも書きましたが、必要なことを疎かにしていたら、必ずどこかで壁が来ます。将来自立して一人でもピアノが弾けるように指導していきたいです。

私は、ピアノを弾くことは、プロもアマチュアも境界線なんかないと思っています。アマチュアでも、いい演奏する方はたくさんいます😊

また、謙遜して控えめにするより、大きな目標を持っていた方が上手になれます。そこまででいいと思ってしまうと、そこまでの演奏になります。



最後に…。

なんだか堅苦しい、厳しいイメージが付いてしまったかもしれませんが、一つ一つ「出来ること」を増やしていって、一緒に喜んでいける、やりがいを感じれるレッスンを目指してます😉私の経験を通して必要なことはお伝えしていきたいと思っています。

進むにつれて、時には厳しいことを言う必要があるかもしれません。それは生徒さんの成長、「もっと弾けるようにしたい」と応援したい気持ちからです。生徒さんの「弾きたい」や「表現したい」に私自身、答えていきたいと思っています。

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