こんばんは。緊急事態解除まであと2週間ほど。早く対面レッスン出来ないかと心待ちにしてます。
よく体験レッスン時にこのような質問を受けます。演奏をより良くするためには、私はピアノにゴールはないと思ってます。進学やご家庭の事情等で辞めなきゃいけない等あるかもしれませんが、大人になっても弾いていたい場合は、ある程度続けないと身にならないと思っています。
ただ、一般的にどんな感じで進めてくかは気になるところだと思いますので、今日はそれについて書きたいと思います。
うちの教室は特にレベル分けはしてませんが、一般的な分け方を紹介します。
これはあくまで子供の生徒さんの場合です。大人の生徒さんは、理解力も違うので、別途下記に書いてます。
初級① バイエル上程度
初級② バイエル下程度
うちの教室はバイエルは使用しませんが、初級課程を終えるのは、約3-4年目くらいだと思います。ただ生徒さんそれぞれ進み方が違うので、これは単なる目安になります。
初級では基本的な弾き方、楽譜の読み方を習得します。
中級① ブルグミュラー程度
中級② ソナチネ程度
基本的な弾き方にさらにプラスして、演奏表現へアプローチしていきます。
ここまで出来たら、まあ弾けてるかなくらいにはなると思います。
上級 ソナタ程度
楽譜から読み取って、演奏表現を自分で考えて弾けるようになってきます。
私自身はピアノを始めてから、6-7年目くらいで上級レベルに行ったような気がします。そのくらいは絶対かかるものです。
早く先のレベルに行ったからといって、上手いわけでもありません。初級段階でいかに基礎を身に付けるか、技術をどのように使うかが重要なので、焦らず少し長い目で見ていただけたらと思います。
また、いわゆるクラシックの名曲を弾けるようになるためには、中級②や上級レベルが必要になってきます。
例えば…、
中級②レベルでショパンの子犬のワルツ、ランゲの花の歌、上級レベルでショパンのノクターン、モーツァルトのトルコ行進曲
…などでしょうか?
名曲の登竜門、ベートーヴェンのエリーゼのためには、中級①終了程度で弾けるくらいです。
大人の生徒さんは、アレンジ譜を使用することもありますので、初級レベルでも名曲にチャレンジすることは出来ます。原曲だとレベルにより時間かかることもありますが、それでも挑戦したいときはお手伝いいたします。
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