こんにちは。今日はライブで北京オリンピックのフィギュアスケートを見てました。
スポーツは全くわからない私ですが、フィギュアスケートは音楽とも関わりがあり、とても興味深いです。
面白いのは、私たち音楽をしてる者と、フィギュア選手で、感じ方や表現しようとしてることが違っていることです。どう違うかは言葉に出来ないのですが…、違う視点から見た表現の仕方は私にとって新鮮です。
また昔に比べて、選手が音楽を大切にしているのがよくわかります。もちろん、スポーツなので、技も必要ですが、音楽と合ってないときは、非常に違和感を感じていました。
昨日のレッスンでは、生徒さんと表現について考えてみました。楽譜の音をただ弾くだけでなく、音を感じながら弾いてほしかったからです。
まずは題名から想像し、曲の印象から情景を考えてもらいました。
そして自ら、なぜここにはフォルテがあるのか、なんでリットしてないのか…などまで考えてくれました。
思った以上に考えてくれて、正直ビックリしました! でもこれが、楽譜を読んで、自分の考えで弾く(表現する)ことに繋がってきます。
その後のこの生徒さんの演奏は、とても生き生きしたものになりました。
まずは楽譜を正しく読んで弾くことが大切になりますが、その先の表現まで出来ると、ピアノがさらに楽しくなるはずです。
またこれは、決して上級テクニックではなく、初級でも出来ることです。
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