以前のブログでも取り上げさせていただきましたが、再度詳しく書いていこうと思います。
譜読みは俳優さんの台本読みと同じと書かせていただきましたが、ここを疎かにすると、これから先に進めなくなってしまいますので、丁寧にやっていただきたいです。(ここから先は表現することになります。台本が読めてないのに、正しい解釈で表現出来ないはずです)
しかし、これを丁寧に行うことは、大人、子供関係なく、安易なことではないのです。誤魔化さず、自分の演奏と向き合ってやるしかないからです。
楽譜に忠実に素直にやっていくのが苦でなければ、問題ありません。
ただ、細かく見ず、ある程度見たら自己流で、楽譜に書いてない通りに弾いてしまい、満足してしまう場合があります。この方が楽だからです。
実は、一般的なピアノのレッスンの8割くらいの注意がこれに当たると私は思ってます。この手順を自分で出来るようになると、ピアノが楽しくなる、上手になる近道になります。
……と、偉そうに書いてしまいましたが、私自身、自己流譜読み人間でした。なかなかその大切さに気づけず、お恥ずかしい話、上級レベルに達していてもやり続けてました(先生には申し訳ない…)。
本当の上級レベルではなく、譜読みは初級という形だったと思っています。長年染み付いた癖はなかなか取れませんが、気づいたら出来ます!!
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